【笑うパパノート】
〜彫れば都の妖怪オバケ〜
少し古い話題ですが、10月31日、我が家は野菜と柿が大量出没していたので野菜ハロウィンでした。
かぼちゃは高いし、去年はグレープフルーツくり抜いたら数日後には干からびて本当に化け物みたいになっていたりと、怖い思いをしたので、今回は根菜を中心に遊んでみました。
個人的にはカブのウィスパーが力作です。
(ウィスパー掘ってみてわかりましたが、顔の作りはほぼお化けのQ太郎でした)
最近、完成されたおもちゃが多くなったと感じています。
与えることは簡単だし、子どもが喜ぶこともわかるんですが、なんとなく嫌で(^^;;
どこかの国の偉い人の言葉で「水槽は讃え、泉は湧き出す」という言葉があります。
私は結構この言葉を子育てするときに心に留めています。
意味としては、注ぎ込むことで水を得られる水槽も、いつか枯れてしまうけど、次から次へと湧き出す泉を生む土壌があれば、水が絶えることはないという意味です。
教育的には、知識だけの教育と知恵を生み出す教育に例えられることがあります。
わざわざおもちゃを与えて想像力をなくすよりも、一緒に楽しみを考えて身の回りのものでも楽しむ想像力を楽しむこともいいのかなと思ったりします。
そもそも、私たちが思ってる以上に子ども達は想像力の塊ですしね(^^;;
新潟で暮らしていると、身の回りに想像力のカプセルがたくさん転がっているなと感じることが多いです。
間も無く私の住む長岡も雪景色になる日が近いです。
自然が生む真っ白いキャンパスに子ども達の想像力をぶつけてもらいたいなぁと思うのが本音です。
子ども達の持ってる想像力を早々に摘んでしまっていることに、気づかず与えすぎてることがあるのかもなぁと感じる今日この頃です。
このハロウィン彫り、子ども達の反応は、
「ウィスパーは妖怪だから可愛くて、柿のお化けはお化けだから怖い」と。
ホント、妖怪人間ベムでも見せてあげたい親心ですが、こんな反応を楽しめる日々を大切にしたいですね。
子どもは想像力のオバケ。
なむなむ〜( ´ ▽ ` )ノ
ファザーリングジャパン新潟
副代表理事 樺沢 敦
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