笑うパパノートVol.21 「お医者さん気づかず。でも親は気づける。」

ファザーリング・ジャパンにいがたパパコラム
「笑うパパノート Vol.21」

〜お医者さん気づかず。でも親は気づける。〜

新潟市にツツジの花が咲くこの季節になると思い出すことがあります。

先日4歳になったばかりのうちの娘がまだ1歳の頃。
ちょうど今の時期に1ヶ月ほど入院しました。

1週間ほど前からなかなか熱が下がらず、
でもたまに下がったり、、と思ったらまた高熱になってずっと寝ていたり。。
安心と心配の繰り返し。。。

もちろん心配ですから、病院に連れて行きますが、飲み薬と座薬のみ。

かかりつけ医の先生に見せても「うーーん、大丈夫だと思います」
やっぱり心配で、別の先生に診察してもらっても「対処療法でいいでしょう」。

それでも心配なので、ほとんど毎日病院に連れて行き、その度に同じことを言われ、そして同じ薬が処方され。。。
なかなか元気にならない娘を見ていることが、辛い日々でした。

その後、入院することになったきっかけは、
風呂にいれたときに娘の体に小さな腫れを見つけたことでした。

そのことをお医者さんに伝えると、
すぐ大きい病院へ入院しましょう、という診断となりました。

入院先のお医者さんから
「お父さんとお母さんがお子さんを救いましたね。
 あと1日でも遅かったら大変でした」と
言われたときは、体が震えました。。。

親としての自分の目(=直感)を信じて良かった、、、と思った瞬間でした。

娘のかかりつけの先生の話によると、診察時に必ず聞かれる
「どうしました?」
という先生の質問に上手に応えてくれるパパママは決して多くないそうです。

いつから?
いつもとどう違う?
うんちは?
食欲は?
はだかにして何か違うところない?
どこかをやたら触ったり、気にしたりしていない?

そのためには、
普段から子どもと向き合って、話たり、触れたり、
目を向けてあげていることが必要ですよね。

明日は早く帰って、娘と風呂にはいろうと思います!

2014.5.15
小平 勝志

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