ファザーリング・ジャパンにいがたパパコラム
「笑うパパノートVol.4」
〜親子の絆〜
いつもの様に5才の娘を寝かし付けて電気も真っ暗の時の事!
ねぇ、パパ~なんでママと別れたの?
今までは、桜央と結婚したかったからだよ! この言葉で乗り切り娘も喜んでいたのでしばらくは大丈夫だと安心していた。
そう、現実から逃げていた。
言えば悲しむ、辛い想いをさせる、泣く所を見たくない、ちゃんと理解してくれるのか!?
話すのは今だ、娘がチャンスをくれた。
「パパがね、ママを守ってあげられなかったんだよ。 だから嫌われちゃったんだ!」
聞きたくなかったが、
「ねぇママ居ないの寂しい?」
娘〰「うん、寂しいよ! でもパパがいるから大丈夫だよ! パパは居なくならないでね。 ず~っと一緒だよ(o^-^o)」
パパ〰「寂しい想いさせてごめんな! もちろんずっと一緒にいるよ。」
沢山ハグして、パパの涙を拭いてもらって、鼻水止まらない。
それからは二人の生活が始まった頃の話をしました。
うちらは恋愛をして結婚、その後に子供を授かった。
ごく普通に幸せだった。 子供が産まれて順序良く理想の家庭がそこにはあった。
娘が2才半の頃、突然の別居生活が始まった!
お風呂入れと寝かしつけはパパの役、料理、洗濯、幼稚園の準備などはママに任せていた。
負けず嫌いな俺は、すぐに母に料理を教わりコンビニに頼るのは避けた。
洗濯、幼稚園の準備、そして仕事、帰ってきてまたその繰返し!
イヤイヤ期にぶつかり、食事も睡眠もろくに取れなかった
半年位その生活が続き、実家にお世話になる事にしました。
パパ~「桜央ね、パパが作ってくれたカレー覚えてるよ♪ あの時ね、美味しいって言ったんだけど、本当はねあんまし美味しくなかったんだ! 一生懸命作ってたからウソついたんだよ! それにね、いっぱい抱っこしてくれたのも覚えてるよ(o^-^o)」
またまた号泣です( ̄▽ ̄;)
この生活を通じて学んだ事も沢山あった!
忘れていたのは妻の事!
子供が中心の生活になり、妻のケアを怠っていた事に気がつかされた。
もっと将来の事や悩みを聞いてあげられれば良かった。
妻との時間を作るべきだったな。
家事の大変な事もやってわかった。
もっと手を差しのべてあげられれば!
娘と話ができて良かった! ずっと聞きたかった事だったみたいです。
2才の子供でもちゃんと覚えているみたいですね。 ずっとママ~と泣く事もなく!
今となってみれば気を使ってくれてたのかな。
新しいママ欲しい?
え~!?
やっぱりな!
ずっと一緒に居れるよ、遊んでくれるよ(o^-^o)
え~だってオモチャ見られるのが恥ずかしい~!
なんじゃそりゃ~そこか!
パパが好きな人できたら会ってくれる?
うんっ♪ いいよ(o^-^o)
お互いに刺さってたトゲが抜けた感じで、親子の絆が深まりました!
寂しい想いをさせた分、パパが愛情たっぷり注ぐから覚悟してな(*^-^*)
ファザーリングジャパンにいがた 理事
鈴木 淑之
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