ファザーリング・ジャパンにいがたパパコラム
「笑うパパノートVol.3」
〜インフルエンザウィルスにロタウィルス・・・子どもが熱を出す知られざる原因!〜
来年4歳になるわが家の一人娘は、
保育園に行きはじめてから2歳くらいまでの間、本当によく熱を出し、いつも保育園を休む体の弱い子でした。
真っ赤な顔で荒い息をする娘を抱きかかえ、夜の緊急病院へと向かう車中で、
「病気するごとに抵抗力がつくから大丈夫!」
と娘を心配する妻をなだめつつ、実際は心配で仕方のない自分に対して言い聞かせていました。
熱が出るのはカラダがバイ菌とかウィルスと戦っているから、育児書にも書いてあるし、お医者さんにもそう言われますし、これが当たり前の“熱をだす原因”です。
ところが、、、
この当たり前を覆す新事実に気がついたのは、それから半年後のこと。
以前に取り組んだ仕事の内容を確認するために、会社で過去の予定表を見直していたときのことです。
「結構忙しかったな!」なんて昔を思い出しながら、「この頃よく夜中に子どもを病院に連れて行ったなぁ」と思っていたときに、娘が熱を出すのはある一定のパターンがあることを発見しました。
娘が熱を出すタイミング、、、
それは、いつも僕や妻が仕事で忙しいときに集中しているんです!
そういえば、おい今かよ!という時にやたらと熱を出していたことが思い出されました。
たとえば、、、
接待やら会合やらで深夜帰宅が続くとき
出張で長期不在にするとき
楽しみにしている週末飲み会(笑)があるとき
そして、僕と妻が喧嘩したとき
なんで今なのよぉ、というときに限って熱だけでなく、水疱瘡になったり、おたふくになったり。
楽しみにしているイベントがあるときなどは、あーーー、残念、と思いつつ、もちろん子どもが大事。
すぐに家に帰り、さっきまで喧嘩していた妻とも自然と仲直りし、結構いいチームワークをくんだりして。
なんだろう、これ??
親の勝手な自惚れかもしれないけれども
娘は僕と妻と一緒にいたくていたくて仕方ないんじゃないかな、たくさんたくさん遊びたくて仕方がなかったんじゃないかな、と思っています。
けれども、2歳にも満たなかった娘には僕や妻への思いをコトバにして伝えられるほど十分な語彙も技術もなく、それでも、どうやったら一緒にいられるのか、必死で必死で考えた結果、熱をだしてしまったのだと思うんです。
過去のスケジュールを見ていたとき、僕は初めてわかりました。
たくさん、たくさん熱を出していたのは、娘の心の叫びだったんだ!と。
そして、ごくごく当たり前のことですが、改めて子どもの前で妻との喧嘩はダメ。
きっと、幼い子どもは「パパママ仲直りして!」という声にならないメッセージを送ってくると思います。
昨日、ちょっと(ほんのちょっとですよ)だけ仕事でイライラしていた僕に対し、
3歳半になった娘はそっと僕の腕をなでてくれました。
(ちょっとでもイライラしてはダメ 反省。。。)
いつの間にか、熱を出すという表現ではなく、
なでる、という新しい感情の伝え方を身につけていました。
まっすぐな子ども思い、純粋な心、それを健気に伝えようとする力、、どんな言葉よりも僕の心に響いています。
みなさんのお子さんは、よく“熱”だしませんか?
ファザーリングジャパンにいがた 理事/事務局長
小平 勝志
2013.12.11
コメントをお書きください
Javier Bushong (金曜日, 03 2月 2017 23:17)
I absolutely love your blog and find nearly all of your post's to be just what I'm looking for. Does one offer guest writers to write content for yourself? I wouldn't mind publishing a post or elaborating on a lot of the subjects you write related to here. Again, awesome weblog!